1. TOP
  2. 操船シミュレータ訓練

操船シミュレータ訓練

受講者のニーズに合わせ、さまざまな船種や海域、条件下での訓練が可能

小型船の乗船状況を再現した、甲板部と機関部を連携させた訓練など、内航船の実態に即した訓練メニューを提供。
内航船に精通したインストラクターが丁寧に指導を行います。

設備概要

  • 実際の操舵室を再現した操船機器を備えシミュレーション環境の中で、内航船運航の実態に即した多様なシナリオに基づく訓練を通じて、安全な航海を維持する能力とBRMの知識が身につきます。
    操船シミュレータによる演習海域は、東京湾、伊勢湾、瀬戸内海の3つの海域を含む海上交通安全法に基づく11の航路から選択できます。
    双眼鏡では360度バーチャル映像が投影され、リアルな訓練をサポートします。

操船シミュレータ機能の例

  • 希望の海域を選んで
    訓練可能

    訓練海域は、東京湾・伊勢湾・瀬戸内海の3海域のほか、
    海上交通安全法上の11航路から選択可能。
    国内のさまざまな海域を忠実に再現しています。海域は今後随時追加する予定です。

※2024年5月現在

  • 岸壁への着離岸訓練も可能

    操船時タグボートや錨および係留索の使用が可能。
    各船に応じた岸壁を設定し、気象・海象などさまざまな外力影響を考慮した訓練が行えます。

乗船予定の船種を
選んで訓練可能

シミュレータで操船可能な船種は、コンテナ船・貨物船・タンカーの3種。研修者が今後乗船する船種を選んで操船のシミュレーションを行うことができます。

  • コンテナ船

    499G/T(100TEU型)、749G/T(200TEU型)、
    2,464G/T(400TEU型)、7,390G/T(600TEU型)、
    9,662G/T(1000TEU型)

  • 貨物船

    499G/T

  • タンカー

    499G/T

訓練メニュー

操船シミュレータ訓練

初級者向け
(新人、甲板員、若手航海士)
  • 号令に合わせた操舵訓練
  • 航行法規の確認(汽笛信号・灯火形象物の表示)
  • 航海計器取り扱い、無線通信演習
中級者向け
(中堅航海士)
  • 事故事例を基にした操船訓練
  • 輻輳海域訓練
  • 航海計器取り扱い(レーダー・ARPA)、電子海図、国際VHF取り扱い確認
上級者向け
(船長クラス)
  • 着離岸訓練
  • 非常時操船訓練(事故トラブル対応・人命救助・避難など)
  • 荒天操船

内航BRM訓練(1日コース)の特徴

  • 同時に2~4名の訓練を想定しており、座学とシミュレータによる、内航船員の実態(一人当直含む)に即した訓練プログラムです。リソースマネジメントやコミュニケーション、リーダーシップなどの知識を習得し、シミュレータを利用した演習を実施します。
    船員一人ひとりの傾向を見るため、事前に「不安全要因チェックリスト」を用いて、人間は誰でも間違いをすることを前提とした訓練を実施します。
    シミュレータ演習は、操船する船種や船型が選択でき、訓練海域も自由に選べます。それぞれ演習の難易度を変えているため、経験に合わせた訓練ができます。

  • 1日のスケジュール概要

    時間 内容
    9:00-9:30 オープンミーティング
    9:30-10:30 講義①
    10:30-11:30 講義②
    11:30-12:30 講義③
    12:30-13:30 休憩
    13:30-14:30 操船シミュレータ習熟訓練
    14:30-15:30 操船シミュレータ演習①
    15:30-16:30 操船シミュレータ演習②
    16:30-17:30 クローズミーティング
  • 本コースを受講し、所定の技能があると評価された者には「内航BRM(1日コース)(英語表記:Coastal BRM(1 day course))」を修了したことを証明する証書を発行します。

    • BRM訓練
      修了証明書

お問い合わせ

訓練についてのお問い合わせは
こちらからお願いします。